頼りになる院内保育園の特徴

結婚して出産した後も看護師を続けたい人は多いです。
しかし、育休明けに子供を預けるところがなく、復職できないと悩みを抱える人も少なくありません。
全国的に保育所が不足していることから、一般の保育所への入園は難しくなっています。
そのため看護師として復職することができず、そのまま潜在看護師として過ごすしかない人が大勢いるのです。
看護師不足が叫ばれる現代の問題といえるかもしれません。

そんな子育てと仕事の両立を図りたい看護師の強い味方になるのが、院内保育園です。
この院内保育園とは、病院に勤務する看護師のために子供の面倒を見てくれる保育所のことです。
入園対象年齢は生後8週間からなので、産休後すぐに仕事復帰することも可能です。

この院内保育園の最大のメリットは、子供と一緒に出勤することができることです。
退勤後もすぐにお迎えに行けるため、保育所への送迎に時間がかかることはありません。
さらに、同じ敷地内に子供を預けているため、体調不良や子供が泣き止まないなどトラブルが発生した場合、すぐに対応することもできます。
職場の近くに子供がいるので、安心して仕事ができるのは大きな魅力です。

また、夜勤ナースを確保するため、24時間体制で子供の面倒を見てくれるケースが多いこともメリットです。
残業になってしまった場合でも、延長保育料は一切かかりません。

さらに、院内保育園を利用することで、子供を通じて他の子育て中の看護師と交流を持つこともできます。
ママ友の輪が広がるため、子育ての相談や情報交換ができるといったメリットがあります。